やめたら
どうなるか
AGA治療でいちばん多い失敗は、始められないことではなく始めたあとに続かないことです。先に「続く形」を決めてから始めます。
AGAは進行を止める治療であって、治す治療ではありません。この一点を理解しているかどうかで、続けられるかが決まります。
止める治療という意味
AGA(男性型脱毛症)は、体内のホルモンの働きによって毛周期が短くなり、髪が太く育つ前に抜けていく状態です。その働きは薬を飲んでいる間だけ抑えられます。
つまり、治療はダムのようなものです。水を止めている間は水位が保たれますが、ダムを外せば水は再び流れ出します。薬をやめれば、体は元の状態に戻ります。
この前提を「損だ」と感じるか「予測できるから管理できる」と捉えるかで、その後の判断が変わります。予測できることは、計画に組み込めます。
中断すると何が起きるか
中断後にたどる経過
①しばらくは変化を感じにくい。薬の作用が体から抜けるまで時間差があるため、やめた直後は変化が見えません。ここで「やめても平気だった」と判断してしまうのが典型的な誤りです。
②数か月かけて元の進行速度に戻る。抑えられていた進行が再開します。
③治療前の状態に近づく。治療で維持していた分が失われていきます。
重要なのは、中断中に進行した分は、再開しても同じところまで戻るとは限らないという点です。毛包が働きを失った後では、薬の効きしろが減ります。
したがって、「一度やめて、また余裕ができたら再開する」は、費用対効果としては不利な選び方になります。やめるなら、戻らない前提で決めるほうが納得できます。
続けられる形の作り方
続かない理由は、意志ではなく設計にあります。始める前に次の3つを決めてください。
①月にいくらまでなら、何年でも払えるか。ここが上限です。「頑張れば払える額」ではなく「意識せずに払える額」で設定します。
②通院か、オンラインか。通院の手間は、費用と同じくらい継続率に影響します。片道1時間の通院は、半年で必ず負担になります。
③やめる条件を先に決める。「〇年続けて変化がなければやめる」「収入が△△を下回ったらやめる」。条件を決めずに始めると、なんとなく中断して、なんとなく後悔します。
続けられる金額で治療計画を無料相談する
カウンセリングは無料です。費用と通院頻度を確認したうえで判断できます。
- カウンセリングは無料です
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 効果には個人差があります
費用を下げる4つの手
総額は「月額 × 続ける年数」です。年数を減らすのは目的に反するので、下げるのは月額のほうです。
①薬の種類を見直す。同じ成分でも、先発と後発で価格差があります。医師に「後発薬は選べますか」と聞くだけで確認できます。
②内容を絞る。複数の治療を組み合わせるほど月額は上がります。まず維持を目的にするなら、内容は絞れます。
③まとめ処方を確認する。クリニックによっては、複数月分をまとめると単価が下がる場合があります。ただし途中でやめにくくなる点は理解しておく必要があります。
④通院コストを含めて比べる。診察料が安くても、交通費と時間を足すと逆転することがあります。比べるのは「薬代」ではなく「月にかかる合計」です。
効果の判定時期
早く判断しすぎるのも、続けすぎるのも損です。目安を持っておきます。
・開始直後に抜け毛が増えることがあります。これは毛周期が切り替わる過程で起きるもので、治療がうまくいっていないサインとは限りません。ここで中断する人が一定数います
・変化が見え始めるまでには時間がかかります。週単位ではなく月単位で見てください
・判定は写真で。毎日鏡を見ていると変化に気づけません。同じ場所・同じ光・同じ角度で月1回撮る
写真は費用がかからず、判定精度がいちばん高い方法です。始める日に1枚撮っておいてください。